2014/4/23
仕事帰りのスーツ姿で通りすがったテキトーな中華料理屋にひとりで入り、何味なんだかわからないあの謎のスープをすすりながらウマくもマズくもないチャーハンを黙々と口に運んでいるとなんだかしみじみ「大人になったなぁ」という気がしてくる。
そんなことで?と思われるかもしれないが、昔の私は店員さんに声をかけられないぐらい人見知りだったため、ファースフード以外の店でひとりで外食するなんてことは考えられなかったのだ。今の私しか知らない人には想像できないかもしれないけど。だから、そんなことでも私にとっては成長の証なのだ。
大人になった現在、今回のように「ああ無性にウマくもマズくもないチャーハンが食べたい!」と思ったらそれを実行に移すことのできる幸せを、私は存分に噛みしめている。