2014/3/21

自他ともに認める卵好きである私「ですら」というべきか、あるいは「だからこそ」というべきか。数ある卵料理の中で何が究極か?と聞かれると答えるのは大変難しい。それでも無理矢理にあげるなら、個人的には目玉焼き丼こそ究極の位置に最も近いのではないかと思うのだ。

卵という食材の魅力は、黄身と白身のコントラストに集約されていると私は考える。そのコントラストを見た目にも味にも最もシンプルに味わう方法といえば、やはり目玉焼きだろう。それをごはんという美味しさアプリファーにのっけたものを、究極といわずしてなんといおうか。

目玉焼きはごはんにダイレクトオンでもいいんだけど、個人的には海苔をちぎって間にしくのが好き。味に変化がでるのと、上からかけたしょうゆがごはんにしみ込み過ぎるのを防いでくれる。おまけに、白く拡散しがちな視覚を黒が引き締めてくれるしね。

これで海苔と卵の間にベーコンでも挟まれば完全に祭りだが、それはちょっと贅沢すぎるような気もするので、たまにならいいんだけど、原則としてはこの基本形を推していきたいと私は思うのです。