2014/3/9
中学時代からの腐れ縁が続いている女友達と池袋のサンシャインシティにある水族館にいってきた。
個人的なお目当てはマンボウ。子供の頃はマンボウがなぜか好きで、たしかぬいぐるみまで持っていたはず。今回はマンボウの生きているところを久しぶりにみたけど、やっぱりとんでもなく変な魚だと思う。
まずヒレのつき方がおかしいし。まずつくべき場所はそこ?!っていうのと、向きはそっち?!ってのと、二重の意味で。顔にも泳ぎ方にも緊張感がないし。一度の産卵で3億個の卵を産んで、成魚になるのが2〜3匹というから、人間に例えると日本の全人口でバトルロワイヤルをしてようやく生き残った1匹が目の前にいるこいつということになるわけだが、どうにもそんな超競争社会の暗い影はみじんも感じられない。おかしなやつだ。
ちなみにこの子は和歌山県の沖で捕獲されたらしい。サンシャインの先代のマンボウも同じ。和歌山県の海ではこんなのがふよふよしているのか。進化の過程でこんなのが出てくるんだから、やっぱり生物の世界はおもしろい。