2014/2/24

冬は腕フェチにとって暗黒の季節である。

私が冬を苦手としているのはその寒さのせいばかりではない。機会さえあれば腕フェチであることを公言してはばからない私のような人間にとって、老若男女が長そでの衣服を身にまとうこの季節は実に退屈なのだ。

かといって、みんなが元から半ソデの夏ではやや趣きが足りない。

何しろ腕フェチである。「手」ではない。「腕」だ。肘から手首、そして手へと流れるラインがいいのだ。となれば、フェティシズムの醍醐味は「腕まくり」にあるとご理解頂くのはそう難しい話ではないと思う。最初から全体像が提示されているよりも、少しずつあらわになっていく曲線がたまらないのである。

うん、私はいったい何を言っているんだ。

まあそんな理由もあって、春のあたたかさをより恋しく感じる今日この頃、いずれコレと同じことをメガネ男子についてもやってしまう気がしているのでその際にも辛抱強くお付き合い頂きたい。