2015/10/12

ある時ふと、いいタワシを持っているのは女のたしなみではないか、という心の声を聞き、タワシを衝動買いした。

そうしたら、フライパンが今までになくスッキリと洗い上がるのが大変気持ちがよく、もはや近頃はタワシで洗うためにフライパンを使っていると言っても過言ではない状況だ。

私のフライパンは、ひとり暮らしをはじめる時に母からもらったお下がりなので、正確にはわからないが10年以上は使われているはず。テフロンといってもたぶんほとんどはがれていて、近頃は焦げ付きも気になっていた。

しかし、タワシで焦げがきちんと落とせると、次に使う時にほとんど焦げ付かなくなるのがおもしろい。たぶん、今までは焦げが焦げを呼んでいたのだ。

こうなると、オンボロのフライパンもまだ使えるじゃん、ということになり、なかなかモノが買い替えられない貧乏性が発動するのだが、新品のフライパンの誘惑よりもタワシで洗う快楽が上回っているうちは、まあそれでもいいかと思うのである。

※私が買ったタワシはテフロンやガラスもOKの柔らかいタイプです。普通の硬いタワシでテフロンのフライパンをガシガシこするのは表面加工がハゲるのであまりおすすめできません。