2013/11/27

今さらだが、文房具やら紙やらが好きである。

文具好きにも流派があって、私の場合は基本的に機能萌えでデザインがいいとかかわいいだけではなかなか納得しないんだけど、もちろん例外もあって、もうまわりくどいから白状すると水縞にめっぽう弱い。

今、表参道のSPIRAL MARKETで「日本のかたち」展をやってるというから「見るだけ見るだけ…」と自分に言い聞かせながら足を運んだものの、やっぱり手ぶらで帰ることはできなかった。

ひとり暮らしをはじめた頃はモノを増やしすぎないようにと神経質になっていて、こういう「役に立たない」買い物はしない!と頑なに言い張っていたの私。でもムダのない生活を続けると、なんだか精神が枯渇するのよね。そのことに気づいてからは、ひと目見て「ひゃぁ」となったモノは役に立たなくても買ってよし!とルールをゆるめたのでした。

最近は断捨離というものが流行っていると聞きますが、視界から不快に感じるものを取り除く、という意味での断捨離なら私も賛成。でも、もしもゴールがムダなものが何もない暮らしなら、ちょっとそれは味気ないかなぁと思うのです。少なくとも私はその状態だとなんだか枯れちゃって、絵とか描けなくなってしまったし。

とかなんとかいって、あれだろ、部屋が片付かないことの言い訳だろ?といわれてしまえばまあ、そうなんですけどね…