2013/10/2
一度あたたかい状態になった食べ物を、冷めてから口にするとなんだか申し訳ない気持ちになる。なんていうの、作ってくれた人とか、食材に対して。サンドイッチなどはそもそもが携帯食なのだから、パンをトーストしようが、ベーコンを焼こうが、冷めてから食べる前提のモノなんだけれども、それでも。
なんでかなーと考えてみると、ヨシムラ家はもともと食に対して大変厳格な家庭であった。
厳格といってもマナーとはまた違う(それもまあまあ厳しかったけど)。とにかく「あたたかいものはあたたかい状態で、冷たいものは冷たい状態で」が正義だった。「料理はその最もおいしい状態で食べる」至上主義だったのだ。
学生のときは、本やマンガに夢中になって、ごはんに呼ばれてもなかなか行かない時なんかもあるでしょう。そういう時は「呼ばれたらすぐぐ来い!」ではなく、「天ぷらが冷める!」と怒られたもんだ。
そういう幼い頃からの習慣が身体にしみついてるんだなぁと、テイクアウトのサンドイッチを食べながら実家の両親の顔を思い浮かべました。
余談だけど、SUBWAYでは個人的にハニーオーツこそが正義だと思う。