2015/7/23

先日、
銀座のポーラミュージアムで開催中の「ウルトラ植物博覧会」にいってきた。

これは、プラントハンターの西畠清順さんが、世界中から自らあつめてきた珍しい植物を生きたまま銀座のど真ん中で展示するという、なかなかアグレッシブな展覧会。

珍しいというだけあって、どれもなんだか不可思議な形や性質をもっている。でもそれは私が勝手にそう思うだけで、彼らにとってはなんらかの必然性があってそうなっているんだろうなと考えると、人間の常識はしょせん人間にしか通用しないのだ、という気分になってくる。

印象的だったのは、植物がみんな元気だったこと。動物と違って、植物は生きている土地から引き離されるストレスに弱いと聞くけれど、それが生き生きとしているのはやはりプロの知識と経験と愛情にって大切にケアされているからに違いない。

直接行けないけど興味ある、という人は会場でもらえる案内パンフレットのデータ(PDF)がWebで配布されているので、そちらをチェックしてみてほしい。個人的には、「意地でもまじめなことは言わねえぞ!」という西畠も見所だ。

会期は8月16日まで。イラストは私がいちばんカッコイイと思ったユッカロストラータでした。