2014/11/23

昨年の12月にオーダーし、今年3月に手元に届き、1回の調整を経て育ててきた万年筆が、とても手に馴染んできてちょっとした中毒症なんじゃないかというぐらい気持ちいい昨今。

そろそろインクも違うのを入れてみたいなぁ〜と思っているところに、パイロットの色彩雫がミニサイズの小瓶で発売されるというニュースが入ってきたら、そりゃあもう飛びつくに決まってる。しかも、3点セットの中身は自分で選べるというし(※店舗によってはできないところもあるようなので注意)

普通サイズのインク瓶はなかなか使い切れないので、新しい色に挑戦するのには勇気がいるけれど、ミニサイズなら気になるものを少しずつ試せるのがいいなと思って。もし気に入ったのがあればその時は大瓶を買えばいいし、詰め替えれば予備を職場に置いておくこともできるしと夢は広がる一方。

プレスリリース上の発売日は11月25日とあるけれど、早い店舗にはすでに入っているとの情報を得ていたので意気揚々と銀座の伊東屋へ。ここになければ日本全国どこにもないだろうと思っていたら、案の定あった。

というわけで吟味を重ねて選んだのが、「冬将軍」「竹炭」「深海」というラインナップ。

…我ながら黒々しい。

せっかくいろんな色が選べるのに!とパイロットの人にがっかりされそうだけど、個人的に筆記線は黒以外好かないし、それに黒の中にも色んなニュアンスの黒があり、その違いを楽しみたいのだからお許しいただきたい。それにこんなバリエーションに富まないラインナップ、あらかじめ組まれたセットではありえないから、その点も自分で好きなものを選べるという趣向のいいところだよね。

というわけで、今はいってるカートリッジが空になったら試すつもり。また楽しみが増えた。