2014/9/22
ついにこの日がやってきた!
そう、週刊少年ジャンプが電子化される日が。かねてより、週刊マンガ雑誌のようなものほど電子化するべき!と主張していた私にとっては待ち望んだ日である。
iPad miniでジャンプが読めるようになったら、帰りが遅くなっても「まだ残ってるかな?今週HUNTER × HUNTER連載再開だけど…」と心配しなくていいし、電車で広げてもジャマにならないし、ジャンプタワーを育てて部屋の景観を損ねることもないし、月に1回の古紙回収の日を忘れないようにプレッシャーを感じる必要もないし、インクで手が真っ黒になることもない。これらの多大なるメリットを考えれば、紙より高くても電子で買う!と主張していたら、なんと定期購読なら紙より安かったのでさっそく申し込んだ。2週分読んでみたけど、なかなか快適で何の問題もない。
ただひとつ主張しておきたいのは、私は何でも電子化すればいいと思っているわけではないってこと。
個人的に、現時点で電子と紙で違いとしていちばん問題なのは保存性であると思う。紙の本ならば自分が死ぬまでに読めなくなることはまずないだろうが、電子書籍のデータは極端な話、事業者がやめると言えば明日にでも読めなくなる可能性がある。
だから「これは長く手元において何度でも読み返したい」と思う本は紙でそろえざるを得ないが、読んだらすぐ捨てているようなものならリスクよりも利便性の方が大きい。週刊マンガ雑誌はその代表というわけ。
それにしても、iPad miniに朝ジャンプのデータをダウンロードして電車で読んでいるというのは、あのころ想像していた未来が現実になったようでおもしろい。
まあ、いちばん予想外なのは、自分が30過ぎても毎週ジャンプ読んでるって事実だけどね!