2014/9/20

池袋のサンシャイン水族館で開催中の「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展(もうどく展)」に行ってきた。

週末とはいえ、ものすごい並んでてビックリ。もっとマニアックな展示なのかと思ったら、みんなそんなに毒がみたいのか(←みたい)。

展示はわりとこじんまりしてたけど、有毒生物というのは大体においてツッコミどころが多いのでなかなかおもしろかった。

たとえばこのイラストのスローロリスは、肘の内側の腺から出る毒を唾液にふくませて毛づくろいの時に全身に塗り広げるわけだが、何しろ名前の通り動きが大変にスロー。自分が敵に食べられないと効果を発揮しない毒を分泌するヒマがあったら、もっと素早く動けるように進化した方がよかったのでは・・・と他人事ながら心配を禁じ得ない(そして案の定、絶滅危惧種である)

あと個人的には、入る前に並んでいると壁に職員の方が有毒生物の被害にあった時の体験談がパネルにして展示してあるのがおもしろかった。クラゲが顔にまとわりついたり、肘をイソギンチャクがべったりやられたりといかにも痛そうなのだが、何故だか行間からにじみでる嬉しそうな感じ。

というわけで、規模は小さいながらもスタッフの愛を感じる展示でした。10月13日まで。