2013/11/30

最近、CMでよく耳にする「ソリュブルコーヒー」と「クレッセント(三日月)はおいしさの証!」というフレーズが気になる。

「ソリュブル(soluble)」はまあ、英語で「水に溶ける」という意味だから言わんとする事はわかるけど、「インスタントコーヒー」というわかりやすい単語があるのになんでわざわざ言い換えるのかわからないし、溶け残った粉が三日月状に残るのがなんでおいしさの証なのかもわからない。

わからないことをそのままにしておけない性分なので、調べてみた。

今「ソリュブルコーヒー」と言われているものは、「コーヒー豆」の粒子が含まれている。日本の公正競争規約上では、インスタントコーヒーを「コーヒーいり豆から得られる抽出液を乾燥した水溶性の粉状、顆粒状その他の固形状のコーヒー」と定義しているため、「豆」が入ってると「インスタントコーヒー」を名乗れない、ということになるらしい。(出典:wikipedia

なるほど、だから「インスタント」じゃなくて「ソリュブル」コーヒー、溶け残ったのは豆の粉だから「おいしさの証」だったのだ。メーカー側の言わんとする事がわかってスッキリ。でも、やっぱり広告の表現としてはわかりにくいかなぁって気がしないでもない。

自分も仕事で日々苦戦しておりますが、「伝える」って本当に難しいですよね〜。