今年に入ってから、職場の社員食堂がなくなり、週の半分くらいはお弁当を作る生活をしている。

となると、必然的に今までよりも料理をする頻度が高くなり、料理をする頻度が高まれば、今までは気がつかなかった、あるいは気がついていたとしても対処するほどではなかった不満が出てくるものである。

つまり何が言いたいかというと、以前はそれほど興味がなかった、キッチン用品が近頃はやたらと気になる、ということだ。

で、最近買ったものの中で気に入っているのがコレ。山崎実業の「ポリ袋エコホルダータワー」である。なんてことはない、スチール製の足にシリコンの滑り止めがついたもので、用途を知らずに見ると何が何だかわからない感じだが、実は超べんりなシロモノなのである。

まず、ポリ袋をひっかければ、料理をするときに出る生ゴミをぽいぽい放り込む三角コーナーとして使える。大きめのジップロックを引っ掛ければ、カレーなどを冷凍するために鍋から移し換えるときにもべんりだ。

あとは、ペットボトルや牛乳パックを洗って乾かすときにも活躍する。やや重さがあり安定しているので、お皿やフライパンのフタなど、大きめのものでも立てかけて水切りが可能だ。

三角コーナーや水切りカゴなど、単体でみればそれぞれもっと立派なものもあるだろうが、何しろ一人暮らしの狭いキッチンなので単独で置くスペースはない。その点、こいつはひとつで何役にも使えるし、使わないときはたたんで引き出しにしまえるところも心にくいのであった。

キッチン用品界隈ではわりと名の知れた商品らしいので今さらだが、新しいことに手を出すと、新しい道具との出会いもあっていいな〜と思ったのでした。キッチン用品、まだまだ沼が広がってそうなので今後も楽しみ。