以前からちょくちょく書いているが、私はスマホ裸族である。
服(カバー)をつけようと思ったことはなんどもある。でも、結局は一糸まとわぬ快感(カバーをつけずに使うこと)が忘れられず、裸族に戻ってきてしまうのだ。
しかし、裸族にとっても近頃のスマホは高級品であり、気軽に買い換えられるものではない。大事なところは守りたいという気持ちもある。そこで、前回はオモテ面の保護として、Deff の BUMPER GLASS がめっちゃよかった、という話を書いた。
ウラ面も何かいいのないかなぁ、と思っていたらその後で見つけた。Truffol の「カメラレンズフレーム for iPhone11」である。
何か私には計りかねる深遠なる理由があるのだろうとは思うのだが、スマホのカメラというものはなぜか本体から少し出っ張っている。これがウラ面を下にして置く時に、いろんなところにガツガツ当たるのが気になるのだ。カメラが傷つくとか汚れるのもあるが、それよりもiphoneのカメラはめちゃくちゃ硬いガラスを使っているため、テーブルなどが木製の場合は逆にテーブルの方が傷ついてしまう。これをなんとかしたい。
こちらのカメラレンズフレームの面白いところは、「カメラ以外の部分を少しだけ出っ張らせることでカメラが当たらないようにする」という逆転の発想。透明の強化ガラス製なので、見た目には何もつけていないように見えるところも裸族的にポイント高い。
BUMPER GLASSとの組み合わせで、理想的な裸族スマホができあがり、満足である。
ところで、私が裸族なのは今に始まったことではなく、完全なる個人の趣味趣向であり人様にすすめるようなことではないと思っているのだが、このたびのコロナ騒動が持ち上がってからはじめて裸族である、ということに実益が生じてきたように感じられる。カバーをつけていないから、外出から帰宅した際にそのままアルコール成分を含んだクリーナーでササッと全体を拭き上げられるし、なんなら手を洗うついでに水洗いもできるのだ。
そんなわけで、裸族は人にすすめるものではないとは言いつつ、(カバーを)脱ごうかな、どうしようかな、と迷っている人がいれば、「脱いじゃいなよ」と背中を押す程度のことはしたいと思うのである。迷ってるぐらいなら、脱いじゃった方がスッキリするよ。大事なところさえ守ってれば、なんとかなるよ、と。