2014/2/1

本を読んでいると、その内容に誘発されてついつい別のことを考えはじめてしまう。

そういえば前に読んだ本にもこんなこと書いてあったなとか、仕事や身の回りに置き換えてみるとこうかなとか、アレにも通じるものがあるなとか、そういうことからはじまってどんどん思考あさっての方向に飛んでいく。

でも私にとって読書とは思考のカンフル剤的なものでもあるので、別にそれがいけないということではなくて、むしろ読んでいる間にたくさん脇道にそれることができたらいい本だと思っている。

また私は本やマンガは好きだけど、実は映画やアニメを観るのが得意ではなくて、それは思考と作品とのリズムのズレが自分で調整できないからではないかと推測している。本なら自然にページをめくる手がとまるけど、動画はなかなかそうはいかない。つまり、自分にとっていい映像作品は、この「呼吸があうこと」というのがひとつのポイントみたいだ。