2014/10/24

ドラッグストアに行くと置いてある、つけまつげを試着する装置がおもしろい。

まぶたのカーブに沿うように湾曲したプラスチックの棒に、つけまつげがくっついているのだ。これを、自分の目に当ててイメージを確認するってわけ。

つけまつげはその包装形態と装着にかかる手間、衛生面などを考えると、たしかに購入前に「お試し」するのは難しい。そこで出てきたのがこのアイディアなんだろう。

これに限らず、メイク用品は売り場に行くと「お試し」させるための工夫が数あっておもしろいのだ。マニキュアなんかも好い例で、つけ爪に着色されたサンプル(しかも、これは「2度塗りした時の色です」とか丁寧に書いてある)が置いてあって、自分の指に当てて色味を確認できるようになっている。

思えば、現在は目もと偏重メイク時代の成熟期。その集大成として、つけまつげも堂々と定番アイテムの仲間入りを果たしたという証拠のひとつが、この装置なのかもしれない。