2015/8/16

母の実家に向かう途中、新幹線から長距離バスに乗り換える。

炎天下のバス停が持ち場のおねえさんはいかにも暑くて大変そう。手には汗ふきタオル、首には保冷剤とあらゆる対策をとる中、私が気になったのは停留所の日よけに吊るされた風鈴。

これ、物理的、身体的な暑さ対策をやり尽くした後、かくなる上は精神に働きかけるしかないという係員の発案で設置されたのではあるまいか。

そう考えるのは、係員がつかない路線バスの停留所に風鈴は設置されていなかったからである。乗客としても長距離バスは待ち時間が長いので、「涼」のおすそ分けにあずかれるのはありがたい。