2016/09/25

身の回りのものを見直すタイミングというのはなぜか一気にやってくるようで、先日の財布に続き、職場で使うIDカードホルダーも新調する運びとなった。

私が働いている会社では、職場にいる間はIDカードを見えるところに身につけておくことが義務付けられている。オフィスのドアもこれがないと開かないので、会社にいる間は文字どおり肌身離さず携帯しなければならない。このカードが先日、横型のデザインから縦型のデザインに変更になった。大きさは変わってないので今までのケースをそのまま使い続けてもよかったんだけど、なんとなく縦のものが横に入っているのが気持ちわるい。どうせカードケースを縦型に変えるなら、全部いちから考え直してみましょうか、と思ったわけ。

以上が前置きである(長い)

で、いろいろ考えた結果、工房Qさんのオリジナル商品、リングメモハンガーをベースにすることに。このアイテム、本来はリングメモにのリング部分にフックをかけて、首から下げて携帯できるようにするもの。これにメモではなくてカードケースを組み合わせて、IDカードホルダーにしてしまおうという魂胆だ。

どうせ注文するなら、ついでにカスタムもお願いしようと思って、ペンホルダーは通常品よりもかなり太めにしてもらった。ここに挿したいなとイメージしていたのは、↑の絵にも描いたカヴェコのスポーツ。そしてトンボ鉛筆のエアプレス。また時と場合によっては、リポーターコンパクト。オーダーしただけあって、どのペンもスポッと入って大満足である。

なぜペンをそうまでして持ち歩くか、と聞かれれば、答えはそれはいつでもメモを取れる状態をキープしておくため、に決まっている。IDカードは就業中は常に身につけていなければならない。ならば、メモセットをそれと別に持つよりも、常時携帯しているものにくっつけてしまった方が合理的ではないか。

となれば、携帯するのはペンだけでは不十分。紙だ。紙も必要だ。というわけで、名札の裏面にはふせんをセット。ここはあえて、プリントインフォームジャパンのhachimaruふせんを選びたい。

hachimaru(80)ふせんは、その名の通り、糊の面積が80%と広い。そして特筆すべきことに、60mm×60mmというサイズがある。これが、IDカードケースの裏面からはみ出さない絶妙なサイズなのだ。かつ、糊面が広いから、服と擦れても意外とぴらぴら剥がれない。2〜3枚はっつけておけば、緊急用には十分だ。

蛇足だけれど、カードケースはソフトなPP素材なので、金属のフックがかかる穴の部分は念のためハトメで補強してある。

だいたい、この手のシステムは構築しただけで満足することが多いものだが(そして構築することが目的の8割ぐらいになっていることも否めないので別にそれでもいいのだが)、このセットは使い勝手がよくて、既に数回は役に立っている。

いつも身につけているもの、いつも使うものを見直すのは、気分が変わっていいものだ。その時はこれがベスト!と思って組み立てるわけだけど、今後も定期的に見直して新鮮気分を味わいたいと思う。